豊橋歯科衛生士専門学校の3年間

平成26年11月24日(月) 東愛知新聞掲載

今回は豊橋市歯科衛生士専門学校が入学より卒業、そして 国家試験受験合格晴れて歯科衛生士となるまでの3年間を まとめてお伝えしようと思います。
4月の入学式を迎えた後、クラスの仲間を含めた40名で新しい目標に向かい進んでいくことになります。
1年生では主にクラスメイトや先輩、専任教員をはじめとした講師陣とのふれあいを通してのコミュニケーション能力の育成と基礎科目を中心としたカリキュラムをこなしていきながら2年生の先輩が企画した交流会に参加、5月にはバスを使用しての遠足、6月には市民の方々を中心にほいっぷで行われる健康フェスティバルに学校として参加など勉強実習以外での充実感もしっかりと味わうことができる期間となります。
7月の終わりから8月の終わりまで夏休みで英気を養い、9月からは新たなスタートです。学んでいく専門科目も少しずつ増えこの頃より自分が歯科衛生士というプロフェッショナルを目指していくという実感を感じとることができることでしょう。  
 9月にはボーリング大会と食事会、10月には准看護学校と共に行うソフトバレーボール大会がありますのでここでクラス全員が同じ目標に向かう仲間としての絆を深めることになります。  
 そうしているうちに2年生という進級が見えてきます。 2年生になると9月より臨床実習を臨床実習施設において行います。そこで4月から9月までの約6か月間そのための準備を授業、実習で行うことになります。 9月には厳粛な雰囲気の中戴帽式を迎え、ついに臨床への第一歩を歩むこととなります。臨床実習の中には市民病院、成田記念病院での歯科口腔外科における実習、歯科矯正医での実習など専門性の高い分野での実習も含まれています。  
 学ぶことばかりではなくこの時期修学旅行を控えています。10月の終わりのはきっと心に残る思い出が作られることと思います。  
 3年生は国家試験に合格し歯科衛生士として社会に旅立つための準備をしっかりと完成させる1年になります。学生の皆さん全員がその目標に到達できるよう豊橋歯科衛生士専門学校では独自のカリキュラムと講師陣の準備をして最後まで支えていく体制を整えています。 勿論、3年生におきましても遠足、健康フェスティバル、ボーリング大会、ソフトバレーボール大会などをカリキュラムに含めています。  
 また、保育園実習、介護実習、保健所実習などを通しお口の健康を守るスペシャリストになるべく知識の習得には余念がないよう配慮をしています。  
 豊橋市歯科医師会立豊橋歯科衛生士専門学校では卒業後、お口の健康を守るスペシャリスト、地域医療に貢献できる医療人の一人として学生一人一人を3年間しっかり教育し支え、そして社会へと送り出して行きます。  
 歯科衛生士は国家資格を持ったスペシャリストです。ご自身のお口の健康を守る上での素朴な疑問などがありましたら是非お声をかけてみてください。きっとよきアドバイスをしてくれるものと思います。