令和8年7月27日(月) 掲載

健康という財産は普段はあまり気にしないものですが、生活全般に通じる大切なものです。口からしっかりと食べて人と楽しく話すなど、歯と口の健康は全身の健康に深くかかわっていることが明らかになっています。加齢とともに心身が弱った状態になると、健康な状態からフレイル(虚弱)を経て病気や要介護の状態になると考えられています。このフレイルに早く気づいて改善することで、病気や要介護状態への移行を予防して健康寿命を延ばすことにつながります。
全身的フレイルを引き起こす要因の一つにお口の衰え、いわゆる「オーラルフレイル」があります。年齢を重ねるに伴い、唾液の分泌の低下、口の筋肉の衰えなどにより自浄作用が低下すると、歯周病や虫歯などの歯科疾患が増加して歯を失う、食べる力を失う、話す力を失う、そしてやがては健康を失うことになりかねません。
歯と口の健康はどのように保っていけば良いのでしょうか。それを担う職種として『歯科衛生士』がいます。歯科衛生士が行う業務の中でも歯垢と歯石の除去、フッ素を塗って歯の質を強化する「予防処置」と、食生活などの生活習慣に対するアドバイスやブラッシング指導などの「歯科保健指導」は健康維持にとても重要で、皆さまの歯と口の健康に尽くしています。歯科衛生士と共に健康寿命を延ばして生き生きと暮らしたいものです。歯科衛生士は現在ほとんどの歯科医院で活躍しております。
歯科衛生士は国家資格で永久ライセンスです。歯科衛生士になるには歯科衛生士養成校に入学して3年間学んだあとに国家試験を受験して、みごと合格したら歯科衛生士として就労できます。豊橋歯科衛生士専門学校では「優秀な歯科衛生士の育成」を目標として豊橋市歯科医師会がバックアップをして歯科衛生士の育成に努めています。多くの皆さまに歯科衛生士の存在と仕事を理解していただき、歯科医師と共に歯科医療に貢献していただける方が1人でも増えることを期待しています。